狭い駐車場やちょっとした不注意でドアパンチをしてしまった!そんな経験はありませんか?
今回、ドアパンチがばれる日数に焦点をあてて調査を行いました!
- ドアパンチがばれる日数や警察の捜査はいつから?
- 気づかないふりしたら捕まる?
- ドアパンチは罪になる?名乗り出るべき理由!
被害者の声や、刑事・民事での取り扱いなど、逃げてしまったらどうなるのかをまとめました。
ドアパンチがばれる日数は?
ドアパンチが被害者にばれる日数は、当ててしまった車の持ち主がどれだけ車のボディーを気にしているかによります。
ピカピカに磨き上げられた新車や外車などの場合は、すぐにばれると思っていた方が良いでしょう。
また、会社の車や傷の多い乗りこんでいる車だったら、一生バレないこともあり得ます。
防犯カメラやドライブレコーダーなどがなく、加害者の車両が特定できない時はその場からいなくなってしまえば、車を特定するのはほぼ不可能なのが現実です。
ドライブレコーダーや防犯カメラなどにあなたの車のナンバーがしっかり写っていて、かつ悪質な犯行であると警察が判断すれば、当日中に連絡がくることもあるようです。
最近は、高性能のドラレコを搭載している車も多いので、映像が証拠として残っていれば、ドアパンチをしてから日数が経過してもバレるというケースは増えているようです。
事故届出が出てから警察は動く
被害者から事故の届け出があってから警察は動き出します。
基本的に警察は被害者の届け出がないと動きません。
もしあなたがドアパンチの加害者で、後日罪を認めて出頭した場合でも被害者からの届け出がないと、事故としてあつかわれることはありません。
またどこでドアパンチをしたかによっても警察の対応は異なります。
警察の管轄は道路交通法適用内のみで、私有地での事故は扱ってくれません。
ショッピングモールの駐車場など不特定多数の人が自由に出入りできる場所は、私有地であっても対応してくれます。
よっぽどの悪質なドアパンチでない限り、警察は積極的に介入してくれないのが現実です。
すべてのドアパンチに警察が介入していたら、警察官は何人いても足りませんからね。
気づかないふりしたら捕まる?
捕まるかどうかは「どちらともいえない」というのが結論です。
前にも書いた通り、被害を受けた側がそのドアパンチに気付いているか、気づいていたとしても被害届を出しているかによります。
要は、相手次第ということですね。
もしあなたがドアパンチの常習犯で、何十回も何百回も故意にドアパンチを繰り返し、多数の被害者がいて警察が悪質犯として捜索している場合は捕まるでしょう。
ただ、捕まらないからといってその場から逃げたり、しらを切ったりするのは人として気持ちが良いものではないので、素直にやってしまったことを認め、謝罪を行った方が良いでしょう。
ドアパンチは交通事故になる?
ドアパンチが罪に問われる可能性は低いようです。
しかし弁護士の解釈によっても意見が分かれています。
ドアパンチは両車の停車中に起こるもので、かつ駐車場(私有地)で起こることが多いことから、「交通事故」にあたらないとの解釈もあるようです。
交通事故でない限り報告義務はなく、報告義務違反(道路交通法71条1項)は成立する余地はなく、「当て逃げ」にはならないという見解が出ています。
中にはドアパンチは交通事故だと解釈する弁護士もいますので、弁護士の解釈によって曖昧な部分もあるのかもしれません。
ドアパンチはわざとでなければ、器物損壊罪にならないという意見もあります。
警察は民事不介入なので、交通事故でない以上動いてくれませんが、民事の損害賠償責任に問われます。
民事の損害賠償責任の消滅時効は3年ですが、「被害者側が損害や加害者を知った時から3年」という考え方なので時効成立の日もかなりあいまいですね。
修理費用の負担はある!
もし交通事故として扱われない場合でも、民事の損害賠償責任に問われた場合は修理費用の負担はしなければなりません。
故意ではないといえ、人の所有物を傷つけてしまったことに変わりありません。
被害者から損害賠償責任に問われた場合は、修理代の負担は発生します。
交通事故と違い、慰謝料は基本的には発生しませんので、あくまで傷つけたものを直す費用の負担だけです。
ドアパンチに保険は適用される?
ドアパンチの加害者・被害者になってしまった場合、保険が適用されるかは加入している保険の種類によります。
自動車保険の種類は大きく「対人」「車両保険」「対物」の3つに分けられています。
その中でドアパンチの補償をしてくれる保険は「対物」「車両保険」なんです。
対物と車両保険といっても違いがあります。
対物…相手の自動車・相手のもの
車両保険…自身の自動車
自分がドアパンチをしてしまった加害者の場合は「対物」、
自分が被害者になってしまった場合は「車両保険」を使用することになるようですね。
保険に加入していれば適用されるようで安心しました♪
しかし、保険が適用されるかは車種にもよるようなのです…。
加害者が判明していれば相手に損害賠償請求ができるのですが、相手が判明していない場合は自分の車両保険を使わなければいけないのです。
しかし、この条件で車両保険が使えない場合というのがエコノミー型の加入している車両です。
エコノミー型の場合は相手が特定されていないと適用されないので、自腹で修理費用を出すか加害者が特定されることを願うしかありません。
エコノミー型は保険料が安いのは良いことですが補償範囲が限定されてしまうので、補償対象となる場合はどんな時なのかをしっかり確認しておきましょう!
ドアパンチをしてしまったら素直に名乗り出た方が良い理由
ドアパンチの被害者は泣き寝入りになることが多く、多くの方が愛車を傷つけられてやりきれない思いを抱えています。
ドアパンチをしてしまったら、素直に名乗り出て謝罪を行いましょう。
故意ではない限り、任意保険を使って修理を行えますので、保険の範囲内で済むことが多いです。
やってしまったことは事実として素直に認め、気持ちよく解決に向かって行動すると良いでしょう。
実際多くの加害者はその罪に耐えられず、出頭するそうです。
悪いことをして黙っていたことへの罪悪感から解放されたいと思うのは人間の性分なのかもしれませんね。
ドアパンチされた被害者の声
ドアパンチの被害者の声はネット上にたくさん上がっていました。
狭い駐車場や強風や突風が吹くときなど、結構な頻度でドアパンチが起こっていることがわかりますね。
昼休憩中に飯食べに外でたら隣の車にドアパンチされて傷ついた
— まっつん (@matsun0618) March 25, 2023
相手車にのって逃げたので追跡してナンバーおさえといたわ
運転席のドアに白い塗装ついちゃってるねえぇぇぇ
当て逃げだねえええ
警察いこ👮♀️ pic.twitter.com/mAcTeqgkVy
逃げると印象もよくないですし、相手に逆上される可能性もあるので、素直に謝罪した方が良いですね。
どうせバレるのなら自分の罪を認め、お互い気持ちよく対処することで後々のトラブルも少なくなりそうです。
ヨーカドーの駐車場で車に向かってたら70代くらいのババアにドアパンチされたところ目撃
— ねみお (@7XZREWTlivxr4fC) March 27, 2023
駆け寄って「ぶつけましたよね?」て言っても「ぶつけてない」「私はなにも気がつかなかった」の一点張りでもうめんどくさいし釈放しちゃった
塗料見事についてるけど
どうしたらよかったんだろ😞 pic.twitter.com/f8JjttqVMa
高齢者や子供による無意識のドアパンチもよくあることのようです。
相手に話が通じない場合は、第三者である警察や保険会社に入ってもらう方がよいかもしれません。
気づかなかったとは言え、人の所有物を傷つけたことは許されることでないですから、認めて真摯に対応するのが良いでしょう。
ドアパンチがばれる日数は?気づかないふりしたら捕まるのか調査!まとめ
ドアパンチがばれる日数は早ければ即日、遅ければ一生気づかないこともあり得ます。
被害者が傷に気付いていても、警察へ被害届を出さない限り加害者が特定されることはありません。
ドライブレコーダーや防犯カメラなどがなく、加害者の車が特定できない場合、被害者は泣き寝入りになることが多く悲しみや怒りの声がネット上ではあふれていました。
加害者が他人の所有物に傷をつけたのは事実ですから、素直に謝罪し今後の対応について両者で話し合いを行うことをお勧めします。
警察の介入はありませんが、民事の損害賠償責任には問われることは覚えておきましょう。
やってしまったことは消えませんから、被害者も加害者も気持ちよく解決するために真摯に対応をしましょう。
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