100年以上の歴史を持つ帝国劇場へ初めて観劇に行く際、どんな服装で行けばよいのか…迷う方も多いと思います。
そこで、帝国劇場の服装のルールについて調査しました。
- 帝国劇場で観劇NGな服装(ドレスコード)はある?
- 帝国劇場はデニムやスニーカー、パーカーなどでも観劇できる?
- 観劇におすすめな男性(メンズ)の服装は?
- 冬や夏に適したの観劇服装は?
帝国劇場での観劇のマナーや避けた方がよい注意点も交えて紹介していきます!
帝国劇場で観劇NGな服装(ドレスコード)はある?
帝国劇場が設けているドレスコードやNGな服装などのルールはありません。
ドレスコードはございません。お客様のくつろげる装いでお気軽にお越しくださいませ。
よくあるご質問|帝国劇場 IMPERIAL THEATRE (tohostage.com)
しかしながら、他にご観劇をされるお客様も多くいらっしゃいますので、他のお客様のご観劇の妨げにならないような装いを意識していただけますと幸いでございます。
例:後方のお客様にご迷惑になるような髪型・髪飾り
背もたれに背中がつかず、前のめり姿勢になる恐れのある厚めの帯の着物など
公演によっては世界観を表現するために、観客の方にもドレスコードを設けることもあります。
公演独自のドレスコードがある場合は公演チケット購入時に必ずアナウンスが入りますので、確認しておきましょう。
海外のレストランやホテルなどとは違い、ドレスコードを守らないと会場に入れないというような厳格なものは劇場では聞いたことがありません。
注意が必要な服装一覧
劇場はそこに足を運んだお客様全員が演目を楽しめるように営業をしていますから、他の方の迷惑になったり、公演の妨げになるような服装である場合は注意をされることもあります。
- 椅子に深く腰掛けられないタイプの着物
- 背の高い帽子や高い位置でのヘアアレンジ
- 肌の露出が多い服装
- 光ったり、音の出るもの
- ヒールが高く転倒の危険がある靴
座席に座って観劇するため、後ろに座る方がステージを見にくくなってしまう服装などは避けましょう。
デニムやスニーカーでも観劇できる?
結論から言いますと、デニムやスニーカーでも観劇はできます。
歴史ある劇場ですが、帝国劇場自体にドレスコードはなく劇場サイトにも明記されていますので、観劇しやすい格好で行くのがベストでしょう。
長い公演では3時間を超えるような作品もありますから、長い時間座っていても平気な服装で行くのが良いでしょう。
ただ、作品によっては暗黙のルールのようなものもあり、マナーとしてキレイめの服装を選ぶ人が多いのが現状です。
ジャニーズ主催の公演の場合はコンサートに行くようなラフな格好で行くと「非常識」というファンもいますが、帝国劇場として観劇を断られることはないので安心して下さい。
帝国劇場での観劇におすすめなメンズ(男)の服装
清潔感のある服装ならどんなものでもよいですが、男性(メンズ)で服装に迷っているのならジャケットスタイルが無難でしょう。
- ジャケット
- カットソーやシャツ
- デニムやコットンのボトムス
- スニーカーや革靴
劇場は空調が効いているので、夏場は涼しく冬場は温かく設定されています。
熱の籠った演技が目の前で展開されていくので、観劇している人も熱くなることが良くありますから、脱ぎ着が簡単なジャケットはとても便利です。
かっちりとした印象も与えられるので、観劇のTPOにもあっていると言えるでしょう。
- ウィンドブレーカーにような生地がこすれてシャカシャカ音のするような生地は避けましょう。
- チェーンや鈴が付いたものは鳴らないようにしまいましょう
- モヒカンやアフロにようなヘアアレンジはNG
冬の帝国劇場での観劇に適した服装!
冬の帝国劇場での観劇に適した服装は体温調節が可能で分厚すぎないものがおすすめです。
- 薄手のコート
- カーディガンやストール
- ワンピース
- レギンスやタイツなどのインナー
- ヒールの高くない靴やブーツ
帝国劇場内は空調があるため寒さの心配はいりませんが、暖房や演出で暑くなった時に調整できるものを選ぶとよいでしょう。
カーディガンや大判のストールなど、着脱が簡単なものを選ぶとひざ掛けなどにも代用出来て便利です。
長時間の観劇で疲れないような締め付けの少ないニットワンピースなどもおすすめです。
分厚いコートなどは観劇の邪魔になるため、できればコンパクトになるものを着ていくとよいでしょう。
コートや大きい荷物がある場合は、クロークや劇場無料ロッカーに預けることをお勧めします。
座席のスペースは限られていますので、他のお客様の通行の迷惑にならないように対策しましょう。
夏の帝国劇場での観劇に適した服装!
外が暑いため薄着で行きたくなるのはわかりますが、劇場はしっかり空調が効いているため冷房対策をした服装の方が良いでしょう。
- 薄手のカーディガンやストール
- 肌露出の少ないカットソーやワンピース
- 足先が出ずヒールの高くないパンプスなど
開演後はずっと座席に座ったままなので、思った以上に体が冷えることもあります。
体温の調節ができる薄手のカーディガンや羽織りものを持っていると体温調節がスムーズに行えます。
最大限に演目を楽しむために、体調不良で途中退席にならないように対策しておきたいですね。
またサンダルなどで足が出ていると、予想以上に体が冷えることがありますので、足先の出ない靴やパンツスタイルにすると肌の露出も抑えられてよいと思います。
・胸の谷間が見えるような服装や下着に見えるような服装はNG
・全体にスパンコールがあしらわれているような反射する素材は注意される可能性もあります。
帝国劇場の観劇マナーと注意点
帝国劇場に限らず、観劇にはいくつかのマナーや注意点がありますので紹介してきます。
- 強い香りのするものは避ける
- できる限り清潔感のある服装で
- 通行や観劇の邪魔になる荷物は預ける
- 椅子に深く腰掛け背中は背もたれに着けて着席する
- 発声は緊急事態のときのみ
- 扇子やうちわは使用しない
出演者や観劇するすべてのお客様が作品に集中できるように以上のマナーは守りましょう。
観劇は座席で行うため、どうしても周りに座っている人の影響を受けます。
特に臭いや香りは感覚に直接作用しますから作品の香害にならないようにしましょう。
夏などの暑い時期は座席で扇子やうちわを使用する方も見受けられますが、人の仰いだ風を快く思わない方もいますので、体温調節ができる服装で行ったり、扇子の使用はロビーなどで行いましょう。
焦って転倒したり、開園後の入場などは他の方の迷惑になりますので、開場・開演時間に余裕を持ってでかけるように心がけましょう。
帝国劇場でNGな服装はある?デニムやスニーカーでも観劇できるのか調査!まとめ
帝国劇場ではドレスコードは設けておらずNGな服装などもありませんが、他のお客様の迷惑にならないように配慮してほしいと公式サイトに明記してありました。
座席に深く腰掛けられない服装や、後席の方が見にくくなるような服装や髪型は避けた方がよいでしょう。
服や装飾品の素材もなるべく音の出ないものを選ぶと、気持ちよく観劇を楽しめると思います。
デニムやスニーカーでも観劇はできますが、着ていく服に迷っているなら今回紹介した服装を参考にしてみてください。
季節によって空調と外気の温度差がありますから、体温調節ができるもの(ストールやカーディガンなど)を携帯しておくと便利です。
観劇のマナーは常識的なことがほとんどですが、初めての観劇だと気づけない部分もあると思いますので、頭の片隅に入れておくと安心ですね。
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