レターパックより安く小さいけど、切手いらずでポストから発送できるスマートレターの利用は年々増えてきています。
待てど暮らせどスマートレターが届かない!そんな経験はありませんか?
そこで、スマートレターが届かない理由や配達日数について調査を行いました。
- スマートレターの配達にかかる日数や何日経ったら調査依頼するべき?
- スマートレターが届かない確率はどれくらい?
- スマートレターが届かない時の調査依頼方法を解説
- スマートレターが遅い原因と発送時の注意点
スマートレターの利用条件を交えて、届かない理由や対処法を紹介していきます。
スマートレターの配達にかかる日数は?
スマートレターの配達にかかる日数は、普通郵便と同じです。
土・日曜や祝日のなどの休日の配達はありませんので、休日をまたぐと発送から4日程度かかることもあります。
ポストに入れた時間がポストの収集時間をすぎた後だった場合などは、それ以上かかることも考えられます。
例えば、北海道滝川市→東京都田園調布までの配達日数は集配日から3日後です。
離島である鹿児島県徳之島→東京都田園調布までの配達日数も同じく集配日から3日後です。
集配の翌日もしくは翌々日に配達されるレターパックよりは、届くまでに時間がかかります。
日本郵便のサイトでは、郵便番号でお届け日数の目安を調べることができますので、気になる方は調べてみてください。
日本郵便サイトで日数の目安を調べる>>お届け日数を調べる
発送から何日経ったら調査依頼するべき?
離島などで船便での輸送になる地域を除き、5日経っても届かない場合は調査を依頼した方が良いでしょう。
調査を依頼する前にまず以下のことを確認しましょう。
- 家族や同居人が受け取っていないか確認をする
- 郵便受けに入っていないか
- 新聞など他のものに混ざっていないか
- ご近所に誤配達されていないか
- 差出人のもとへ返却されていないか
- 他の郵便物は通常通り届いているか
- 災害などで交通網が乱れていないか
ここに挙げたことを確認してもスマートレターが届いていない場合は、調査依頼をしてもよいでしょう。
スマートレターが届かない確率はどのくらい?
郵便物が紛失したり届かないことを郵便事故といいますが、日本郵便の郵便事故率は非常に低く、0.0015%と言われています。
スマートレターは普通郵便に該当し、普通郵便の郵便事故率は0.0015%です。
回数に換算すると66000通に1回の確率になります。
もちろんこの数字は調査の申請があったものに対しての事故件数ですから、実際はこれ以上の回数が届いていない可能性がありますが、とても少ないですよね。
スマートレターが郵便事故が原因で届かないことは一生のうちに数回あるかどうかくらいの確率の低いことだと言えます。
確率が低いとは言っても、人の手で配達されるものなので、配達や輸送中に紛失してしまうこともありますから、見つからない時は郵便局へ連絡をし、調査をしてもらいましょう。
スマートレターが届かない時の調査依頼方法
スマートレターが届かない時の調査依頼受付は郵便窓口とインターネットで行うことができます。
調査を行うためには届かないスマートレターに関する情報が必須ですので、情報を収集してから調査依頼を行いましょう。
- 差出場所・日時
- 差出人の氏名・住所・個人の場合は性別
- 受取人の氏名・住所・個人の場合は性別
- 郵便の種類(スマートレターや普通郵便など)
- 郵便物の特徴(手書き・シール貼付など)
かなり詳細な情報が必要になりますので、受取人が調査を依頼する場合は、差出人へ情報を聞き出しておく必要があります。
差出人も日が経つにつれて記憶があいまいになってしまいますから、発送時にスマホで写真を撮っておくなどの予防対策をしておくと調査の時に役立ちます。
オークションやフリマの商品発送に使う際は、トラブル予防のために写真に残しておくことをお勧めします。
窓口で調査依頼をする手順
- 集配局(配達を行っている大きな郵便局)の郵便窓口へ行く
- スマートレターが届かないことを伝え調査依頼をする
- 情報を提供する
- 調査報告を待つ
必ず集配局へ行き、調査を依頼しましょう。
町中にある小さな郵便局では調査依頼はできませんので、注意してください。
インターネットで調査依頼をする手順
日本郵便の郵便事故調査依頼システムで申請を行えば、郵便局へ行かなくても調査依頼ができます。
- 郵便物等事故調査依頼処理システムにアクセス
- 「調査のお申出はこちら」をクリック
- 申出人の情報や調査報告の方法を選択
- 差出人の情報を入力
- 受取人の情報を入力
- 郵便物の情報を入力
- 差出場所や日時など差出状況を入力
- 内容の確認
調査の進捗や状況はインターネット上で随時確認ができます。
日中電話に出られない方や、郵便局が遠方でいけない方などはインターネットで申請できるのはうれしいですね。
窓口で申請するより多少日数を要すると記載があったので、急ぎで調査してほしいときは窓口へ行った方が早く調査を行ってくれるようです。
調査にかかる日数
郵便物の調査には、数週間から1ヶ月程度の時間がかかります。
郵便物の特徴や配達先の住所や氏名などの情報があいまいな場合は、発見されるまでに時間がかかるともいわれています。
特に遠方からの発送だと調査地域が広く、輸送にかかったすべての場所を対象に調査が行われるため、かなり時間がかかります。
調査を行っても残念ながら見つからないこともあるので、調査は最後の砦ととらえておきましょう。
スマートレターが遅い原因と発送時の注意点
スマートレターが遅い原因として、厚さや重さなどの規格をオーバーしていたり、送れないものを入れてしまっていることが原因の可能性があります。
スマートレターの利用条件 | 制限等 |
---|---|
厚さ | 2㎝以内 |
重さ | 1㎏以内 |
大きさ | A5サイズ |
送れないもの | 現金・貴金属等の貴重品 爆発物・毒劇物等の危険物 (花火、クラッカー、ライター、スプレーなど) |
遠慮してほしいもの | なまもの・いきもの 壊れやすいもの・希少性のあるもの 温度変化で変体するもの |
厚さが2㎝を超えている、重さが1㎏を超えているときは、差出人へ返却されているため届かないことはよくあります。
一度差出人へ返却されていないか確認した方が良いでしょう。
また、スマートレターの裏面にも記載がある通り、現金などの貴重品や爆発物・毒劇物などの危険物は送れません。
送れないものや送れないものに該当しそうな疑いのあるものを入れてしまったときは、差出人へ郵便局や警察から連絡が入り調査が行われるため、届くのが遅くなることもあります。
スマートレターで発送を行う際は、スマートレターの裏面をよく読み、利用条件を守って発送をしましょう。
スマートレターが届かない!確率や調査依頼方法も調査まとめ
スマートレターの配達にかかる日数は普通郵便の配達日数と同じで、日曜祝日などは配達が行われないため4日程度かかることもあることがわかりました。
遠方からの発送の場合、5日経っても配達されない場合は、郵便局へ調査依頼を検討してもいいと思います。
調査を依頼する前に確認するべきことも紹介しました。
近所のポストに誤配達されていたり、実は家族が受け取っていたこともよくありますので、調査を依頼する前に確認しておきましょう。
スマートレターを含む普通郵便の郵便事故の確率は0.0015%ととても低いこともわかりましたね。
ただ、人が運ぶためどうしても紛失や盗難の事故にあってしまった可能性は0ではありません。
郵便物の調査依頼は、集配局の窓口とインターネットで申請ができることも覚えておきましょう。
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