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ガードレールに擦った後連絡しないとどうなる!後日だと捕まるのか調査!

ガードレールに擦った後連絡しないとどうなる!後日だと捕まるのか調査!

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対向車を避けるためにガードレールに擦ってしまった経験はありませんか?

実は私はガードレールに擦る事故を起こした経験があります。

「少し擦っただけだから…」と逃げてきてしまったけど、これって当て逃げになる可能性もあるのでは?と心配になりますよね。

そこでガードレールに擦った後連絡しないとどうなるのか調査しました。

  • ガードレールに擦った後連絡しないとどうなる?後日報告だと当て逃げになる?
  • ガードレールに擦ったときの対処方法
  • ガードレールの弁償の必要や弁償にかかる費用はどのくらい?
  • 修理や弁償に自動車保険は使える?

罪を重くしないために、ガードレールに擦ってしまったらどう対処すべきなのかをまとめました!

目次

ガードレールに擦った後連絡しないとどうなる!

ガードレールに擦った後連絡しないとどうなる!

ガードレールに擦った後連絡しないと当て逃げ犯として警察に捕まる可能性があります

まず、道路交通法が適応される公道で交通事故を起こしたときは、運転手は管轄の警察に届け出をする義務があります

(交通事故の場合の措置)

第七十二条 交通事故があつたときは、当該交通事故に係る車両等の運転者その他の乗務員(以下この節において「運転者等」という。)は、直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を救護し、道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない。この場合において、当該車両等の運転者(運転者が死亡し、又は負傷したためやむを得ないときは、その他の乗務員。次項において同じ。)は、警察官が現場にいるときは当該警察官に、警察官が現場にいないときは直ちに最寄りの警察署(派出所又は駐在所を含む。同項において同じ。)の警察官に当該交通事故が発生した日時及び場所、当該交通事故における死傷者の数及び負傷者の負傷の程度並びに損壊した物及びその損壊の程度、当該交通事故に係る車両等の積載物並びに当該交通事故について講じた措置(第七十五条の二十三第一項及び第三項において「交通事故発生日時等」という。)を報告しなければならない

道路交通法 | e-Gov法令検索

この報告義務を怠ったときは、3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金に処せられます。

さらに、目撃者や防犯カメラなどの情報から、その場から立ち去った犯人が特定された場合は、「当て逃げ犯」として刑罰を受けることになります。

当て逃げの罰則は、以下の通りです。

刑事責任1年以下の懲役または10万円以下の罰金
行政責任危険防止等措置義務違反:5点
安全運転義務違反:2点
免許停止:合計6点以上

ガードレールに擦って逃げただけで、懲役や罰金、さらに免停にもなり兼ねるのです。

特定されない可能性もありますが、警察に捕まるかもしれないと怯えて過ごすよりも、素直に罪を認め警察に届け出た方が楽になれると思います。

警察に捕まるのか?

事故を報告せず当て逃げ犯として特定された場合、罰則を受けることになります。

捕まる=逮捕という意味だとすると、人身事故や飲酒運転などの危険運転の場合以外は逮捕されて留置される可能性は低いです。

自宅に警察からの「出頭要請」が届き、その要請を無視し続けると余罪や逃走を疑われ自宅に警察が逮捕しにくる可能性はあります。

後日であっても、罪を認めて交通事故の届け出をすれば、当て逃げ犯としての罰則を受けずに済みます

ガードレールに擦ったときの対処方法

ガードレールに擦ったときの対処方法

ガードレールに擦ったときは以下の手順で対処しましょう。

STEP
怪我人がいないか確認

運転手や同乗者を含む、すべての人にケガがないか確認しましょう。

怪我があったときは即座に救急車を要請しましょう。

自分で行えない時は近くの人に頼んで呼んでもらいましょう。

STEP
警察に連絡をする

携帯電話から市街局番なし110

事故を起こした場所や住所などを伝え、現場に来てもらいましょう。

車両は動かさないで、ハザードや発煙筒を焚いておきましょう。

STEP
ガードレールの所有者に連絡を入れる

土日などで休庁の場合は、平日の開庁時間に事故の報告を入れましょう。

弁償や修理などは管轄庁の現場の調査が終わってからの決定となりますので、結果がでるまで時間がかかります

STEP
自分の自動車保険会社に報告をする

事故の報告と今後の対応について相談をしておくと保険を使用する際にスムーズです。

事故で気が動転してしまい、その場から立ち去ってしまった場合も同様の手順で届け出を行いましょう。

自分では大丈夫だと思っていても、事故の衝撃で車の主要部分が破損している可能性もあります。

そのまま走行続けることは危険が伴いますので、自動車の修理も検討しましょう。

ガードレールの弁償は必要?

ガードレールの弁償は必要?

交通事故で破損してしまったガードレールの弁償は必要です。

ガードレールはその名の通り、歩道や道路以外のところに転落防止するために設置されていますので、ガードレールが破壊や破損してしまったら、本来の目的を果たせなくなってしまいます。

事故を起こした本人が、修繕の責任を負うのです。

ガードレールはとても頑丈にできてるので、当たり方によってはガードレールに傷がつかない場合もあります。

弁償をするかしないかの判断は所有者にゆだねられますので、きちんと報告をし、所有者の回答を待ちましょう

事故を起こした道路所有者
国道国土交通省
県道都道府県の県土整備事務所
市区町村市区町村の役場
私道土地所有者
事故を起こした道路別所有者一覧

事故を起こした場所の所有者がわからない時は、届け出をした警察官に「このガードレールの所有者は誰ですか?」と聞きましょう。

私も以前にガードレールにぶつけてしまう事故を起こしたことがありますが、所有者についても警察から説明がありました。

私の事故の時は「傷の程度が浅い、かつ老朽化していること」を理由に、弁償は免除となりました。

車は結構破損したのですが…ガードレールは強いんです。

ガードレールの修理費用

ガードレールを修理することになったら、安くても10万円以上かかると思っておきましょう。

ガードレールの材料費は1m単価5,000円程度ですが、部分的に修理することができないので、最低でも4mの価格になります。

ガードレールの修理にかかる費用は以下の通りです。

  • 材料費:ガードレール、支柱ごと変える場合はアスファルトや生コンクリート代
  • 施工費:人件費、重機代、燃料代
  • 警備費:交通誘導警備員

多くの場合で、自動車保険を使用しての修理となっています。

弁償や修理に保険は使える?

弁償や修理に保険は使える?

警察に事故の届け出をしていれば、弁償や車の修理にも保険は使用できます

保険を使用するためには警察が発行する事故証明書が必要です。

必ず警察に届け出をした後に保険会社に報告をしましょう。

ガードレールの所有者との交渉や相手方への支払いも保険会社でやってくれますので、すべて任せてしまってもよいでしょう。

交通事故を起こし保険を使用すると等級が3つ下がり、翌年からの保険料が上がります。

事故の程度によっては、保険を使用しない方が得な場合もありますので、保険会社の担当とよく話し合いをし、保険を使用するかしないかを決めた方が良いでしょう。

傷ついた自分の車の修理にも車両保険を付けていれば保険を使用することができます。

車両保険の有無はご自身が加入している任意保険の契約内容をご確認ください。

弁償のところでもお伝えした通り、保険の使用による等級ダウンについては保険会社の担当とよく話し合ってから使用するようにしましょう。

ガードレールに擦った後連絡しないとどうなる!後日だと捕まるのか調査!まとめ

ガードレールに擦った後連絡しないとどうなる!後日だと捕まるのか調査!まとめ

ガードレールに擦った後連絡しないと、後日当て逃げ犯として逮捕される可能性もある!と解説してきました。

届出をしないと道路交通法の違反となり、罰金や免許停止の処罰を受けることになります。

事故発生時や後日にきちんと届け出をすれば処罰を受けることはないので、迅速に届け出を行いましょう。

ガードレールの弁償をする責任はありますが、傷の度合いによっては所有者の判断で不問になることもあります。

弁償をする場合は、10万円以上の修理費がかかりますので、自動車保険会社に相談しましょう。

逃げることや隠すことが罪になる事案ですので、できるだけ事故現場で警察に届け出るように心がけましょう。

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