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新幹線新横浜-名古屋の距離は?一番長い駅間も調査

新幹線新横浜-名古屋の距離は?一番長い駅間も調査

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東海道新幹線のぞみの新横浜-名古屋間は停車駅がなく、駅間が長いことでも有名ですよね。

そこで、新幹線新横浜-名古屋の距離と長い理由について調査を行いました!

  • 新幹線の新横浜-名古屋の距離は?最高速度や飛ばす駅は?
  • なぜ新横浜-名古屋はこんなにも長いのか?
  • JR新幹線で長い駅間ランキング!最短区間も紹介

羽田空港利用が便利な東京品川-名古屋駅間の距離や所要時間も交えて紹介していきます。

目次

【新幹線】新横浜-名古屋の距離は?

【新幹線】新横浜-名古屋の距離は?

新横浜駅から名古屋駅までの新幹線の距離は営業距離337.2km(実距離310.3km)で現行の新幹線路線の中では最長になっています。

所要時間はのぞみ号で約1時間20分かかり、東海道新幹線のノンストップ区間で最長となっています。

のぞみは東海道新幹線の最速達列車であり、このノンストップ区間があるため、名古屋や大阪までの所要時間を短縮することが出来ています

発着区間所要時間距離
東京−名古屋約1時間37分366km
東京−京都約2時間12分513.6km
東京−新大阪約2時間27分552.6km
東京−岡山約3時間13分732.9km
東京−広島約3時間54分894.2km
東京−博多約4時間57分1174.9km

新幹線の線路は速度出せるようにを出来る限り直線で建設されるものですが、新横浜-名古屋間は海岸線を沿うように大きくカーブした線路になっています。

主要都市が海岸沿いにあることと山地や丘陵地が広がりトンネル工事が多くなることを避けるために、このような線路が建設されたのが理由です。

なお車やバスで新横浜駅から名古屋駅まで行く場合は、距離は約400kmになります。

ちなみに羽田空港を利用客の多くが乗降する東京品川ー名古屋間の距離は359.2kmで所要時間は1時間30分となっています。

この距離をこれほどの短時間で移動できるのはのぞみ号のなせる業と言えますね。

最高速度は?

新横浜駅から名古屋駅までの新幹線の最高速度は、285km/hです。

ただし、新横浜駅 – 小田原駅間は、都市部を通過するため、最高速度が抑えられており最高速度が220km/hです。

ノンストップで走行する実距離が310㎞なので単純に計算すると1時間5分で到着する計算になりますが、実際には新横浜駅から名古屋駅までの所要時間は、のぞみ号で約1時間20分です。

こだまの停車駅は9駅

新横浜駅ー名古屋駅間のこだま号の停車駅は9つあり、のぞみ号では神奈川県・静岡県・愛知県にあるほとんどすべての駅を通過します。

のぞみひかりこだま駅間距離
東京
品川6.8km
新横浜22km
小田原×55.1km
熱海×20.7km
三島×16.1km
新富士××25.5km
静岡×34km
掛川××49.1km
浜松×27.8km
豊橋×36.5km
三河安城××42.7km
名古屋29.7km
〇=全列車停車 ×=通過 ●△=停まる列車有

新横浜ー名古屋間のこだま号の所要時間は約2時間30分で、のぞみ号の東京ー新大阪の乗車時間と同等です。

駅に停車しないだけで、同じ線路を使用していますので、窓の外を眺めていると駅の風景を見ることができます。

新横浜―名古屋の終電は?

新横浜ー名古屋の終電はいずれものぞみ号で以下の時刻です。

  • 新横浜発ー名古屋行き:22:21発23:49着
  • 名古屋発-新横浜行き:22:12発23:27着

平日・土日ともに終電の時刻は一緒なので、コンサートや遠征で21時までの公演だったら終電に間に合いそうですね。

ちなみにこだま号に乗車することを想定した終電の場合は、いずれも20時には乗車しないとたどり着けません

  • 新横浜20:45発こだま→23:43着
  • 名古屋20:46発こだま・東海道本線・ひかり→23:11着

こうして比べるとのぞみがいかに早くて時短になるのかわかりますね。

なぜ新横浜-名古屋はこんなにも長いのか?

なぜ新横浜-名古屋はこんなに長いのか?

新横浜駅から名古屋駅までの距離が長いのには以下の2つの理由が挙げられます。

  1. 山地や丘陵地の地形
  2. 東海道線と新幹線独自の路線を通ること

東海道新幹線のルートは、東京駅から新大阪駅を経由して新神戸駅まで、ほぼ直線で走っています。

しかし、新横浜駅から名古屋駅までは、東京駅から新大阪駅までのルートから大きく外れ、東海地方の南側を走るルートで建設されているため距離が長くなっているのです。

東海地方の南側は、伊勢湾や三河湾などの海岸線に沿って、山地や丘陵地が広がっており、直線でつなぐことができなかったんですね。

また、東海道本線の路線と新幹線独自の路線を走る区間があることも大きな理由の一つです。

  • 新横浜駅 – 静岡駅:東海道線と並行して走る区間
  • 静岡駅 – 名古屋駅:新幹線独自の路線を走る区間

地形や工事予算などの都合上、すべての区間を新幹線独自の路線を引けなかったのが距離が伸びた要因と言えます。

のぞみが静岡に止まらないのは長距離移動用路線だから

のぞみが静岡県内に止まらないのは指定席の満席(空席区間)を防ぐためなんだそうです。

静岡には日本のシンボルでもある富士山があり、周辺にも観光地がたくさんあります。

のぞみが静岡の駅に停車すれば、観光客の乗車が見込めて利用客が増えるので良いことだらけだと思いますよね。

ですが、新幹線は始発駅から終着駅まで、基本的に指定席は1人の人にしか販売しません。

少ない時間で長距離移動できる列車として効率的にたくさんの人を目的地に届けるために、あえて静岡をノンストップする選択をしたんだそうです。

1997年まで「名古屋飛ばし」の言葉の通り名古屋さえ飛ばす新横浜ー新大阪のノンストップ列車もありました。

JR新幹線で長い駅間ランキング

JR新幹線で長い駅間ランキング

JRが運営する新幹線路線の中で、駅間の距離が長い順にランキングにまとめました

対象は、北海道新幹線、東北新幹線、山形・秋田新幹線、上越・北陸新幹線、東海道新幹線、山陽新幹線、九州新幹線、西九州新幹線の8路線です。

各駅の駅間距離ではなく、のぞみクラスのノンストップ区間が長い順で並べました。

順位区間営業距離所要時間新幹線・号名
1位新横浜 – 名古屋337.2km約1時間20分東海道新幹線・のぞみ
2位大宮 – 仙台321.5km約1時間10分東北新幹線・はやぶさ
3位大宮ー新潟303.6km約1時間3分上越新幹線・とき
4位広島-小倉213.5km約50分山陽新幹線・九州新幹線さくら
5位盛岡 – 新青森199.1km約47分東北新幹線・はやぶさ

第1位は新横浜 – 名古屋の337.2kmです。

この区間は「寝過ごしたら最後」と言われるだけあって、距離も所要時間も堂々の最長区間です。

第2位は東北新幹線の大宮-仙台間で321.5kmでした。

宇都宮ー盛岡間の区間で東北新幹線最速の最高速度320 km/hで走行します。

第3位は上越新幹線の大宮ー新潟間で303㎞です。

始発から終点まですべての駅を飛ばす路線で1日に1本のみの直通便です。

走行距離300kmを超える3位まで紹介してきました。

車での移動では、出せても時速130㎞程度ですから、流れるように過ぎ去っていく景色を眺めるられるのも、新幹線乗車時の楽しみですよね。

最も短いのは東京-上野

新幹線停車区間が一番短いのは東北新幹線の東京~上野3.6km、次いで東海道新幹線の東京~品川6.8kmです。

どちらも東京山手線の区間内で、新幹線でなくても短時間で移動可能な距離にあります。

新幹線での速さというよりかは、乗降客の多さやニーズに応えるための停車駅と言えます。

観光だけでなくビジネスシーンでも活用されることの多い新幹線ですから、上野や品川が停車駅になっているのは納得ですね。

新幹線新横浜-名古屋の距離は?一番長い駅間も調査まとめ

新幹線新横浜-名古屋の距離は?一番長い駅間も調査まとめ

今回は新幹線の新横浜ー名古屋の距離について、長さや所要時間と長い理由を交えて紹介してきました。

新横浜ー名古屋間の距離は310.3kmととても長く、新幹線のノンストップ区間の中では第2位の長さを誇ります。

長い理由は地形や使用する路線に制約があり、線路を直線にひくことができず走行距離が伸びたことが挙げられます。

ノンストップ区間が長いのは、のぞみが長距離を短時間で結ぶことを目的にした最速達列車であるからということもわかりました。

また、新幹線の主要路線で長い駅間をランキングにまとめました。

乗るだけではなく歴史や生い立ちなど、知れば知るほど新幹線は楽しいですね。

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