Suica二人分使える？電車と新幹線やバスも調査

2023年10月5日

Suicaが普及し、特に交通機関を多く利用する近郊都市ではとても便利になってきました！

Suicaを使うとちょっとだけ交通費が安くなる時もあるので交通機関で移動する際には積極的に使っていきたいですよね。

家族分や子供の分を一緒に決済できたら便利ですが、Suicaで二人分払う事はできるのでしょうか？

Suicaを二人分使えるかはバス・電車・新幹線によって異なりますので、それぞれ詳しくご紹介していきます。

また、iPhoneなど一つの端末でモバイルSuicaを複数枚登録できるのかについても調査いたしました。

バスでsuicaは二人分使える？

バスを利用する際、二人分の料金をSuicaで支払う事は出来ます。

これはモバイルSuica・ICカードでも共通です。

二人分、もしくは家族分の料金をSuicaで払う時はバスの運転手さんに「大人〇人、子供〇人分」と伝えましょう。

そうすることでバスの運転手さんが料金を変更してくれるので、モバイルSuica・ICカードをタッチ決済して完了です。

電車でSuica二人分使える？

電車料金をSuicaで二人分支払う事は出来ますが、入場改札を通る前に手順があります。

まず二人分の支払いにしたい場合は改札を通らず券売機へ行きます。

券売機でSuicaをかざし行先と人数を選択することで二人分の料金が払えるようになっているんです。

そして改札を出るときは改札近くにある精算所に行き、駅員さんに清算の旨を伝えてください。

また、この方法は「近距離電車」を利用する人のみとなっているようです。

中距離電車・長距離電車の場合はSuicaで二人分払う事はできないので、もう一枚Suicaを用意するか紙チケットを購入するようにしましょう。

近距離電車とは？

近距離電車とはJRの場合、片道100キロ未満のことを言います。

一般的な駅の券売機で購入できる1620円までの距離が、100キロ以内の区間となっています。

しかし、各社・駅などによっても異なりますのでご注意ください。

子供料金の場合は？

子供料金を利用したい場合は、券売機にて人数を選択することが出来ます。

JRでは中学生以上は大人と同じ正規料金、小学生は正規料金の半額、乳児・幼児は無料で設定されていますが、同伴する大人や子供の数によって変わってしまうんです。

というのも、大人または子供1人に同伴する「幼児・乳児」の人数が2人を超える場合は、3人目から子供料金の支払いが必要となっています。

例えば大人1人に対して乳児・幼児が3人同伴となった場合、料金は「大人1人分・子供1人分」です。

大人1人、小学生1人の場合、乳児・幼児は4人まで無料ということになります。

簡潔に言えば、料金を支払う旅客1人に対して無料となる乳児・幼児は2人までということです。

ですので券売機で子供料金を選択する際は、子供の数を間違えないように注意してください。

新幹線でSuica二人分使える？

新幹線を利用する場合、Suicaで二人分の料金を支払う事は出来ません。

これはモバイルSuica・ICカードどちらにも共通しています。

一人がSuicaで新幹線を利用する場合、もう一人は別のSuicaか紙チケットを利用しなければいけません。

また、モバイルSuicaでグリーン券を二人分購入することも出来ないので、2枚目が上書きされてしまうことになるんです。

この時最初に購入したグリーン券は無効となってしまうので注意が必要です。

1つの端末で家族や子供のSuica登録できる？

Androidは不可能ですが、iPhoneだと1つの端末で複数Suicaを登録することは出来ます。

しかし上記でも説明したように改札を通る時は1回1枚のSuicaと決まっているんです。

例えばiPhoneに二人分のモバイルSuicaを登録していたとします。

一人目が改札を通って駅構内に入ったら次の人にiPhoneを渡し、2枚目のモバイルSuicaで改札を通れば良いと考えてしまいますよね。

しかし、Suicaは1度改札を通すと次の改札を通るまで「移動中」に切り替わるようになっています。

それにより、1つの端末で同時に2枚使用することが出来ない仕組みになっているんです。

また、Suicaは登録名義人以外の人が使用することは規約違反となっています。

これは家族や子供であろうと変わりません。

iPhoneでSuicaを複数登録することは出来ますが、券売機に行くなどの手間はかかってしまうと言う事ですね。