夜中に事故を起こしてしまいレッカーが必要になってしまった時、修理工場のやっていない時間にどこにレッカーしてもらえばいいのか…悩みますよね。
そこで、夜中のレッカーはどこに運んでもらえばいいのか調査を行いました。
- 夜中のレッカー遠征先の場合はどうすればいい?
- 夜中のレッカー故障車はどこに運ぶ?
- レッカーを頼んだ後の当日・翌日以降流れはどうすればいい?
- レッカーの相場はいくら?
レッカーを依頼する前の注意点やその後どのように動けばいいのかを紹介していきます。
夜中のレッカー遠征先の場合は?
旅行先や遠方の外出先でレッカーが必要になった場合は、加入している自動車保険やJAFのロードサービスを利用してレッカーを手配することができます。
夜中や早朝でもレッカーを依頼することができ、指定の場所まで車を移動してくれます。
レッカー先は以下から自分に合った場所を選ぶ必要があります。
- ロードサービス提携の最寄りの自動車修理工場
- 自身が指定する修理工場やディーラー
- 自宅まで運んでもらう
レッカーサービスを利用する場合で、行きつけの修理工場がない場合は保険会社指定の修理工場にレッカーされます。
自分で指定したディーラーや自宅近くの修理工場を指定した場合は、距離に応じて料金が発生します。
夜中で自動車修理工場が営業時間外の場合、48時間以内であれば一時的に預かりを行ってくれる損保もあります。
自動車保険のロードサービス内容によっては、100kmまで無料や遠方の修理工場で修理したのち自宅までの移動を保証してくれるサービスもあります。
遠方でのレッカーの場合、土地勘もなく馴染の修理工場もないため不安も多いと思います。
自動車保険やJAFの担当者に相談し、自分にとって無理のない修理をきめるようにしましょう。
レッカー車が到着するまでの所要時間は?
ロードサービスのレッカー車は、24時間365日受付を行っていますが、一般的に依頼から現場到着まで30分~60分の時間を要します。
渋滞や山奥など、現場到着まで時間を要する場所に向かう場合はそれ以上の時間がかかることもあります。
山奥の場合などは安全に待てる場所(ハザードをたいた車内や退避場所)を確保し、市街地の場合はコンビニや自動販売機などの灯りがある場所で待てると安心です。
レッカー依頼以外にやるべきこと
夜中のレッカーの場合、レッカー依頼以外にもやらなければいけないことがあります。
- 同乗者が多い場合は、現場から市街地までの移動の手配
- 宿泊先の確保
- レンタカーなどの移動手段の確保
- 予定の変更の連絡等
自動車が自走不可になったことに伴い、同乗者の移動や宿泊場所の手配などが必要になります。
同乗者は少ない場合は、レッカー車に同乗させてもらい市街地まで行くことはできますが、家族旅行などで人数が多い場合は同乗できないこともあります。
その場合は、タクシーの配車を依頼する必要があります。
自動車保険の契約内容によっては、宿泊代やレンタカー代などを補償してくれるものもありますので、事前に保険会社に確認や報告を入れていくと安心です。
宿代は補償される?
加入している自動車保険によっては、車両故障時のロードサービスとして宿泊費用を補償してくれる場合もあります。
補償を受ける場合には、ロードサービスを利用する際に、宿泊が伴うことを伝え申請方法や領収書の有無など必要な手続きの方法を事前に確認しておくとスムーズです。
夜中のレッカー故障車はどこに運ぶ?
自宅付近や遠方であっても自走不可になった場合のレッカーは以下の3つの場所から選んで運んでもらうことができます。
- 自動車修理工場
- レッカー会社で保管が可能な場合もあり
- 自宅へ運んでもらう
パンクやガス欠、バッテリー上がりや脱輪など、少しの修理やけん引で対処可能な場合はその場の修理で解決できることもあります。
自走できない状態になってしまった場合や、法令により運転してはならない状態(ライトがつかないなど)はレッカーが必要です。
修理しないとその車を運転することができないため、いずれかの場所に移動をしてもらう必要があります。
自動車修理工場へ運ぶ
自身の指定する自動車修理工場もしくはロードサービスが指定する自動車修理工場に運んでもらうのが一般的です。
自動車修理工場で故障の度合いや修理に係る日数などを診てもらい修理を依頼します。
自動車修理工場によっては深夜や休日でも営業しているお店もありますので、早く治してもらえる可能性があります。
営業時間外の場合はレッカー会社で翌日まで保管してくれるサービスもあり
自動車修理工場が営業時間外の場合は、レッカーにきてくれた会社で修理工場の営業開始まで保管してくれることもあります。
48時間以内であれば預かりを保証してくれるロードサービスの補償を付帯している自動車保険もあります。
レッカー会社の状況によっては混雑などを理由に預かりや保管ができない場合もありますので、依頼をする前に一時保管可能か確認をする必要はあります。
自宅へ運ぶ
自宅近くで修理を希望する場合などは自宅までレッカーしてもらうこともできます。
行きつけの自動車修理工場が自宅近所にある場合などは、自宅まで運んでもらってしまった方がなにかと便利です。
レッカー料金はロードサービスの内容によって異なります。
JAFは15kmまで無料、損保ジャパンはレッカー費用15万円まで補償、ソニー損保は100kmまで無料など会社によって無料距離には差がありますので、契約内容をご確認ください。
夜中にレッカーを頼んだ後の流れはどうすればいい?
夜中にレッカーを頼んだ後は、現場からの移動手段を確保し、宿泊先をとることを最優先に行動しましょう。
- 現場から移動する
- 宿泊先を確保する
山奥などで自走不可になった場合、市街地までレッカー車に同乗させてもらうことができますが、レッカー車に乗れる人数には限りがあります。
基本的にレッカー車が運んでくれるのは、車のみであり、現場から自動車修理工場までの区間が原則です。
希望の場所まで送り届けてくれるサービスではないので、タクシーや家族などに迎えを頼むなどして現場から移動する必要があります。
同乗者がいる場合
家族旅行など大人数での移動中の場合、レッカー車には乗せてもらえないこともあります。
そういうときはタクシーの配車を依頼したり、友人や同乗していない家族に頼んで現場から移動しましょう。
夜中の徒歩での移動は危険な場合がありますので、無理せず安全な方法で移動するようにしてくださいね。
レッカーした翌日以降の流れと注意点
レッカーを依頼した翌日以降の流れは以下のようになります。
- 自動車修理の見積もりをもらう
- 自動車修理を依頼する
- 日数を要する場合は代車を手配してもらう(必要に応じて)
- 修理完了したら車を受け取る
- 修理代金等を支払う
修理を急ぐ場合は、見積もりは省いても良いですが、事故による故障で自動車保険を使用する場合や車両保険を使って修理をする際は事前の見積もりが必要です。
遠征先で修理を出した場合、自宅まで搬送してもらう必要があり、搬送料金が発生することもあります。
見積もりの際に自宅までの搬送料金も確認しておきましょう。
自宅に運んだ時の再レッカーは有料が原則
現場から自宅にレッカーしてもらい、自宅から自動車工場まで再度レッカーをしてもらう場合は原則として有料となります。
ロードサービスのレッカー移動は現場から一次移動先(自動車修理工場や自宅)までの移動を対象としています。
そのため、現場から自宅まで移動してもらった場合はロードサービスはそこで完結しているとみなされます。
なので、一度運んでもらった自宅から自動車修理工場へ再レッカーを依頼すると、別途料金が発生する仕組みになっているんです。
とは言え、修理先を決められない時などは「とりあえず自宅へ運んでもらう」選択をしてしまうこともありますよね。
自宅から近い馴染の自動車修理工場に修理を依頼する場合はレッカーや搬送代が発生しない時もあります。
保険を使用する場合は保険会社に必ず相談
自動車保険を利用する修理の場合は、必ず事前に保険会社へ連絡を入れる必要があります。
修理が完了してからの報告では、保険が適用されず実費負担になる可能性もありますので、必ず修理を依頼する前に自動車保険会社に連絡を入れ、指示に従って手続きをしましょう。
ロードサービスも同様に契約内容によっては、事前に報告が必須です。
契約内容をよく確認してから使用すると後々のトラブルが少なくて済みます。
レッカー代はいくらかかる?
レッカー代の相場は一般道で1万円~1万5千円、高速道路で2万円~3万円程度と言われています。
レッカー代は、出動料金、牽引距離料金、作業料金の3つの費用をまとめたものを指しています。
- 出動料金:レッカー車が出動する際にかかる基本料金
- 牽引距離料金:レッカー車で車両を牽引する際にかかる料金
- 作業料金:レッカー車で車両を積み込みや降ろす際にかかる料金
料金は、レッカー車の種類や車両の重量、距離によっても異なります。
多くの自動車保険にはロードサービスが無料で利用できる補償が付帯しています。
保険会社によって補償される距離や条件が異なるため、加入している保険会社のロードサービス内容をよく確認しておきましょう。
夜中のレッカーはどこに運ぶ?その後の流れも調査!まとめ
遠征先や自宅から離れた場所で夜中にレッカーを頼む際にどこに運ぶべきかについて紹介してきました。
夜中にレッカーを頼まなければいけない状況になったら、冷静に対処できるか不安ですよね。
自動車保険やJAFのロードサービスを活用して、レッカーを依頼し運転手と同乗者の安全を確保するようにしましょう。
普段から万が一に備えて、契約条件の確認やロードサービスの内容を確認しておくと安心ですね。
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